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【生きる】2、生きると幸せ

【生きる】2、生きると幸せ

生きる

1:法律、ルールの中で生きている

2:生きると幸せ

3:幸せを感じられないとき

4:幸せの広げ方

の4つの記事でお届けします。

 

 

循環を正しくできる人

 

実際、人生が変わっていったとか、学んだことを

やったことで期待通りや期待以上になった人というのは、

さらに自分の世界を広げよう、さらにお金をもっと

循環させていこうとします。

ただ、この循環を正しくできる人はやっぱり少ないですね。

 

自分のところに入って来たものを使わないとか、

自分は得ることができたけれども、人のところには

出さないみたいな。

 

それは循環で言えば、循環を途絶えさせることになるので、

結果として仕事がうまくいってお金が入ってくるように

なっても、ずっと自分の中ではもっともっとという

欲求が止まらなかったりとか、満たされた感覚というのが

少なかったりします。

 

もっともっとが止まらないとか、満たされた感覚が

少ない時というのは、ある意味幸せではない状態、

豊かさのない状態だと思います。

 

本当に循環させている人、得たものを必要なだけ外にも

出していく人というのは、得ることと人に与えることの

バランスがそれなりに取れています。何かやっている感覚や

お金を稼げてますという他に自分も何某か(なにがしか)に

貢献をしている感覚であったり、何某か人の役に立っている

感覚が伴うので、満たされていたり、充実感を感じたり、

幸せな感覚が伴うことが多いです。

 

ですから豊かさや幸せのひとつの象徴がお金になっていると

いうのは事実で、それが良い悪いではなく、結果として

お金が象徴になってしまった。それで、多い少ないとか、

人と他人、自分のうちとよそのうちというのを比べる人も

出てきてしまう。

 

お金で満たせるものは確かにたくさんあるし、お金がある

事で手に入る自由もそれなりにある。 それは事実ですよね。

 

悲観的

 

ただお金で満たせるものだけで満足しているのか。お金を

得ることで、手に入る自由だけで満足しているのかというと

やっぱりそれだけでは物足りない人が出てきます。

これはまた後で話す幸せのほうに関わってきます。

 

欲しい時に欲しいものを買えるのはストレスがない状態。

学びたい時にその学びに必要なお金を出せるのもストレスが

ない状態。

そのお金によるストレスがない状態は、ある意味お金を

使う上では健やかではあるという考え方ができるんですね。

 

ただ、そのお金を使う上での健やかさ、

ストレスがない状態というのがあるのと、

幸せであるっていうのがまた違ってはくる。

 

ずっとお金がないストレスを抱えている人は

「このお金がないストレスがなくなったら幸せになれる」

と思う人もいるんですが、そういった人は基本的にお金が

ある状態を知らないから、お金が入った瞬間、

無い時に持っていたストレスが片方の極にあったら、

もう片方の極に振り切ったような状態になるんです。

 

どっちにしてもお金について、お金に纏わる苦労や

ストレスがついて回ることにはなります。

 

お金のゆとりというのが、心のゆとりに直結しているので

あれば、誰でもお金が増えてゆとりができたら心にゆとりが

できるのだけど、これがイコールではないんですね。

 

お金があることで、どういうストレスが無くて満たされて

いて、どんな幸せがあるのかというのを

自分でやっぱり知っていく必要がありますよね。

それを知って、内容について実感できたものが、

その人の心のゆとりに変わっていきます。

 

生きるということとお金というのが、

密接に繋がりすぎていて、ある意味、

お金がなければ生きていけないような状況にあるのが、

今現在の暮らしということになります。

 

範田遥洸

 

生きると幸せ

 

次は生きると幸せというところなんですが。

 

お金の話の続きでいくと、本当にお金がなくて子沢山で、

行政から援助を受けている状態であっても、毎日笑顔で

子供たちも元気な家庭というのは、私が小さい時は

家の近所にも何軒かはあったんですよ。だからそれは

ある意味お金はないけれども、本当に笑顔が絶えず

幸せな状態とも言えますね。

 

喜怒哀楽が割と素直に出る家庭で、笑ったり、泣いたり、

怒ったりというのが頻繁に起こるんだけど、それでも

夫婦仲も良くて、家族みんな楽しく暮らしている。

それはお金がなくても幸せという風になっていますよね。

 

ただ お金があると、一ヶ月ほぼ同じ服を着て過ごすことは

しなくてもよくなります。洗濯してしまったら、

着るものがないという状態がなくなる。

これは当然、お金によって変えていくことができますよね。

でもそこの家庭は、長い間同じようにずっとほぼいつも

同じようなものを着ている状態が続いている。

 

それはその状況を幸せだと認識して、それでやっていけて

いて、みんな健康だからそれでいいじゃないかというのが

あって。それで満足や納得をしていたから、

それ以外というのが選択肢として出てこなかったんですね。

 

良い悪いではなく、本当に満足して足りていて、お父さんも

一生懸命頑張ってくれている。給料は少ないけれど頑張って

くれている。近所の人や行政も助けてくれて、

なんてありがたいんやと感謝の下で生きていて。

 

満足もして納得して、いつか私たちもみんなに

恩返しできたらみたいなのはあったと思うけど、

満たされててオッケーやから、

それ以外の可能性というのがない状態なんですね。

 

幸せだけども、それ以外の幸せを求めない状態。

 

火鉢

 

これは生きて行く上で幸せであることはいいんだけれども、

満足してしまってそれ以上のない世界がずっと続くことに

対して疑問を持てばもっと子供達が大きくなって行った時に

この家の中でこの子供たち全員で暮らして行くことが

できるのかというのは考えられるわけじゃないですか。

 

じゃあその時に、今と同じ幸せで本当に幸せと思えるか?

 

これは今ある幸せをベースにして、今後の幸せを

どう広げていくかという考え方なんですね。

 

生きると幸せの基本というのは、今をどう認識しているか

というところからスタートします。

 

今ある幸せですよね。幸せを感じる瞬間をいっぱい

書いていく。今ある幸せはこういうものって認識して。

 

あー子供が帰ってくると賑やかで仕事に集中できへんけど、

熱出して寝てたら寝てたでなんか心配だし、なんか

こういうのがすごい幸せやな、満たされているなと思ったら

それは『満たされているもの』というふうになりますよね。

 

夫婦関係だって、互いに相手に求めているものがどれぐらい

満たされているかとか、この満たされているか幸せかを

聞くと、0か100みたいに考える人がいるんだけれども、

理想が100だとして、今、旦那さんはうちの奥様は、

どういうふうに満足度を与えてくれているか、

私が感じているかがあって。

 

じゃあ100の中で60満たされていた、70満たされていた、

30満たされている、と言うのが分かったら、その30で

今は満足できるけれど、じゃあ30が40・50になったら

もっと満足するだろうな、もっと嬉しいだろうな

という風にこう見ていくことができるんです。

 

 

今もうちの旦那さんは、うちの奥様は100%私を満たして

くれていると思った時に、もう100%maxと一旦思って、

それはいいんだけれど、今度は相手の可能性を

考えるわけですよね。

 

いやいや、うちの旦那は今100くれてるけど、

そんなもんちゃいますよ。私が惚れるだけの人やから、

今100を5年後にはもう20~30%広がってます、となったら、

その今、十分に満足しているし満たされているけれど、

2年後3年後、5年後、20%30%増えていけるように、

自分はどう関わったら、この人は私の満足度20%~30%

また広げてくれるんだろう?高めてくれるんだろう?

 

逆に今のお前で充分だよ、今のあなたで充分だよ、と

言われた時に「可愛いこと言うな、こいつ」と思いながら、

でもそんな風に思ってくれるんだったら俺はどういうふうに

関わっていったら、私はどう関わったら、もっとこの先、

5年とか10年かかってもいいから、この人を満足させる

度合いを高めることができるかな?と。

 

これが相手の可能性を知ったり、自分の可能性を知ったり、

お互いに満足の度合いを高め、幸せの度合いを高めて

いきます。家族、パートナー、ビジネスパートナーも

含んできていいと思うんですけど、

相手と自分の可能性を知って、互いの幸せというのを

広げていく。満足度を高める考え方です。

 

ある意味、これが互いに思いやるということに

つながっていくと思います。

 

 

続きはこちらです

3:幸せを感じられないとき