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【特性】1、特性とは?その強み、特性かもしれません

【特性】1、特性とは?その強み、特性かもしれません

特性について

1:特性とは?その強み、特性かもしれません

2:性格を改善したいとき

3:特性を生かす

の3つの記事でお届けします。

 

特性
あまり聞きなじみのない単語ですが、
『強み』だと思っていたら実は特性かもしれない
ということもあります。

 

特性とは

強みについて語るとか、発掘していく時に
強みじゃなくて特性ではないか?
というものが出てくることがあります。

特性とは
その人、物に備わっている特有の性質
と知識として取り入れると、
特性というものの入り口として捉えやすく
わかりやすいかなと思います。

 

『その人、物に備わっている特有の性質』を違う言い方をすると、
『他や他人とは異なっていて、特にその人が備え持っているような性質』
というように考えるといいのかな。

 

特性という言葉を使うことは少ないと思いますが
例えば「誰々さんに強みと言われました」という言葉を広げていくと
強みじゃなくて生まれもって備わっている性質、気質に近いかもしれないですよね。
ということがあります。

 

そういう場合は、
「強みではなく、特性かもしれないですよね」
という表現を使っています。

 

強みとは

 

性質とは
持って生まれた気質
とすると、やはり捉えやすく
概念的にはわかりやすいです。

性質と気質は、合わせて使うことになります。

 

特性、性質、気質は同じ集合に入っていて
分けて考える。という考え方をすると分かりやすいかと思います。

 

 

性質は、本来備わっている特徴のようなものです。
私なら私、お子さんならお子さん、それぞれに本来備わっている特徴ですね。

 

―髪が黒い、とかですか?

 

髪が黒、本当に真っ黒だよね。
とかになると特徴になるかもしれませんが。

刑事ドラマとか、犯人について
「頭は剃ってて、団子鼻で、丸メガネです」
というと(笑)捜査的には特徴になりますね。

 

特徴も、特性に従って使っていくと、特性の中で働くように限定されます。

 

全体を通して、整合性のとれた説明が出来るものは少ない。
と思います。

 

この場合の特性は、私、ぱんだが使う範囲でこう捉えている。
と思ってもらえるとわかりやすいと思います。

 

特性とは 株式会社ぱんだ堂 範田遥洸

 

性質は、存在の仕方、仕組みそのもの、在り方を表すという性質とも言えます。

 

例えば
紙、木は、火をつけたら燃えやすい。
ですよね。
木は加工していろんなものが作れる。
燃やして暖をとるだとか、そういった一面も持っている。

 

火鉢

 

その側面、一点から見た時に、
そのものや、ことを捉えるのも、性質と私は捉えています。

 

性質はこれだけです。と捉えると、
色々なシチュエーションに対応できないけれど、
・Aさんの見方からするとこう
・Bさんの話の内容からするとこう
と変わっていくものでありますよね。

 

そのように見て、聞いて、感じて考えるのは、
わたしの特性かもしれないし、
特性から生まれてきた、能力強み、
才能かもしれないですけれど(笑)

 

手作りのシーサー

 

 

気質とは

人に限らず哺乳類全般に当てはまるんじゃないかなと思うんだけども。
先天的に備わった外部からの刺激に対して起こる行動などの特性がありますよね。

 

身近ですっごい爆音がした時に、どういう反応をするかは人によってそれぞれです。

 

鳥、動物のほうが危険とか、衝撃そのものに対して、
飛んでいったり、走っていったりします。

 

石垣島で出会った鳥

 

人は驚いて、思考が空白になったり、体が動かないとか。
起こったことに対して身を守るために伏せる。とか。
遮蔽物の陰に入ることもあれば、呆けて立ち尽くす。
一目散に逃げる、家族をまず最初に確認する人もいるでしょう。

 

人が持つ先天的な特性、外部からの刺激に対してとる特性
という風になります。

その特性は、各個人に様々なかたちで現れる。
と言うようにも考えます。

 

また気質は、各個人、その人自身に現れる。
というように考えられます。

特性を話すと性質に触れざるを得ないんですね。
性質という視点でも、特性から派生して語っているので、特性の範囲で語ることになります。

 

葉山にて 範田遥洸

 

 

作られた性格によって、強み、才能、能力とかの使われ方も変わります。

 

性格とかはある意味、気質によって作られます。

 

その人が動く原動力、行動理念になったりとか。
なにか意欲がわいたり、働く傾向、
そういうところから性格になっていきます。

 

性格が気質によって作られていく
という考え方が、概念としては捉えやすいかなと思います。

 

その作られた性格によって、強み、才能、能力とかの使われ方も変わってきます。

 

特性と強み 範田遥洸

 

例えば、HUNTER×HUNTERを例にあげると
好戦的とか、戦闘に対して、モチベーション高い人の方が
攻撃的な念が発動しやすい。というような感じです。

 

強みや才能の源泉が特性にあったとしても、性質によって、
どのように在り方を保ち変化をして、
その在り方そのものが気質によってどういう風に使われていくか。

 

そういう一連の繋がりがあるよね。という感じですね。
生まれもったものだから、もともとそうなっている訳ですよね。

 

ハートを包む手

 

例えば、優しい。物憂げな感じとか。
楽天的、悲観的、とかいろんなものが特性としてあったとしても。

 

生まれ育った環境であったり
地域の環境や家庭環境の中で、
どのような役割を与えられて引き受けてきたか?

両親に教養、常識があり、
どのような宗教観や生き方のビジョンに基づき
子どもを教育したかによって
特性から性質が、どういう風に在り方を示し
本来備わっている外部からの刺激に対して
どういう行動を起こしていくか?
という気質が決まっていき
その気質によって性格が決まります。

 

環境が変われば
両親が変われば
幼い時とか成長してからも
関わる人が変われば
特性の生かされ方は変わってきます。

 

範田遥洸 範田遥洸

 

 

特性と強み、間違った解釈を採用したら

―特性ではなく、強みというように誤解されやすいとは、どういうことでしょうか?
問題点はありますか?

 

芯が強いみたいな表現がありますよね。
「あなたの優しさが、強みだよ」
というような言い方をする方もいます。

優しさが『強み化』している場合、ある程度の方向性、範囲性が生まれてくると思うんですね。

 

「ただただ優しい」は、対象範囲が広くて、
底抜けに優しいとかもあるけども、
それは強みというより特性では?と私は思います。

 

強みとは 株式会社ぱんだ堂

 

きめ細かい事が出来ると話していて、それ強みだよ。というのは、強みとして機能している部分もあるけれども、ただ単に特性として備わっているものが、「そういう風に生きてこなければいけない環境だった」としたら、そういう風に発達したものかもしれませんよね。

 

わりあい曖昧さを含んだ状態のことを、それごとまるっと強みと表現された場合には、特性ということも私は考えます。

 

それは特性ではないのかな?
強みとして機能してたらこうかもしれない。
特性だったらこういう可能性もある。
そういうことを踏まえながら話を聞きます。

 

「底抜けに明るいよね、天性のものだよね、強みだよね」と言われても、『底が抜けるほうが強み』なのか、『明るいほうが強み』なのかがありますよね。

 

どんな困難でも笑っていられる。とか
未曽有の事態に巻き込まれても
「大丈夫!何とかなるさ!」
と笑っているとしたら
生きるための勝算を見出すことが出来るから、
楽天的と考える事が出来る。

「楽天的な特性、勝算を見出す強み」
というのが働いているかもしれないですよね。

 

だるま

 

そういうのが備わっていて、底抜けに明るいのが強みだね。
となると、特性を大雑把にみて、間違った解釈をしている可能性があります。

 

どうやって生かしていこうか?と考えた時に出くわす出来事全てに底抜けに明るくやろう!
となると、間違った使い方を促進することになります。

「色々なできごとに我慢しなきゃいけない」
「底抜けに明るくやらなきゃいけない」
となると歪みが生じます。

 

強みだと思って自己研鑽したとして
不都合を感じたり、
生き辛さを感じる場合は、
特性に由来していたり、
気質によって生まれた性格である。とか
疑念を挟んだり、考えたほうがいいですよね。

 

最近辛いし、うまくいけへん。
周りにうまく使われてる気がすると思ったら、
「考える」ということができるような性格が発達してたら、
自分で立ち止まることが出来るけれど、
そこが発達していなかったら、どこまでもやろうとします。

 

「強みだから生かそう!笑っていよう!」
として、やり方がぬるいから、
「もっと頑張らなきゃ!」となると、
間違った解釈を採用したらちょっと問題かな。とは思います。

 

範田遥洸

 

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2:性格を改善したいとき