ぱんだと各界で活躍されている方々の対談動画・記事を公開しております。
自分というシステムや知覚についてなど、あかがわくまこさんとお話をしました。
五部に分けてお届けします。
前話はこちらです
>第一話
ぱんだ:今日はこの前にウェブマーケティングの専門家と話してたんですが、視界が広がって人脈が広がっていく中で、可能性だけが狭まっていくという話をしていました。 例えば、ピンポイントで見ているものを、今定点に見ているとしたら、定点も含めてランダムに好奇心が発生したときだけ、ランダムにいろんな視点からものを見るということができると、定点観測する強みやシステムもまた違う生かし方ができると思うんです。
あかがわさん:そうですね、確かに。
ぱんだ:今は概念だけなので分かり難いところも出てくるかもしれないけれど、全部自分の意識で作っていけるシステムだとしたら、そういう概念を取り入れてみると新たな視点が生まれるかな。
あかがわさん:そうですね。
ぱんだ:定点観測でわかることは多岐多様ですごいんだけど、そのパターンが決まってきたら結局そこで可能性が狭まる方向に進んでしまいます。そこを広げていくためにも、ランダムに好奇心が発生したときだけ、そのものごとだけにしか働かない視点でも良いから作っていこうと意識を持ってもらうと良いと思います。
あかがわさん:そうですね。
ぱんだ:そこを持っておくだけでも全然違ってきます。
それと知覚と可能性を広げるというと、簡単なのは全脳開花です。全脳開花はシステムを再構築し直します。言葉で言うとそうだけど、自分が何年間かやってきたことを基準にして、今後3年とか5年でこのシステムを拡張していくことができるのかを見て広げていくことになります。自分が感じているところも、その先にあるものまで含めて広げいていけると思います。 知覚を広げるのにそういうのも良いし、一般的だけど住む環境が変わるといやでも知覚に刺激は与えられますよね。
あかがわさん:そうですね。
ぱんだ:どこかでそういうことも考えたら良いです。
あかがわさん:お店に入ってメニューを見て、たまに食べたことがないものや全く想像がつかないものを頼んでみたりします。
ぱんだ:良いですね。日本のレストランはメニューに写真を使ってるとこが多いけど、海外に行って文字だけだと、何となくこれにしてみようという感じで選ぶと予想してたのと違うものが来ます。
あかがわさん:すごく面白いですよね。
台湾は日本人観光客が多いからか写真がありましたが、アメリカは文字だけですね。
ぱんだ:なんとなく知ってる単語を見つけて、これ、魚くさいぞと言う感じです。
あかがわさん:ですね(笑)
ぱんだ:予測を立てて頼んでみて、予測を裏切られてもまたやっていくとそれは広い池に小さな石を投げるような感じ。
石が広げた波紋はその範囲でいろんな刺激を与えているから、日常的に取り入れていけると良いです。
背後や見えない人たちの視点だと守護霊開花。自分というシステムと共同で働いている守護霊と いうシステムに対して神様を繋げます。見えない人たちの連合軍という感じではないけれど、システムへの介入も考えられます。
他にも表に出していないものもいろいろあります。マニアックすぎるものはかなり親しくなってから、こういうこともできますと提案します。
法人でサポートさせてもらってる場合は、法人そのものを擬人化した上で強みをサポートしたりします。そうすると経営者と会社そのもののマッチングを高めていけるから結果として良い感じになります。
あかがわさん:そういう経営者の方だと表に出しづらいですね。あんまり宣伝できないとか、話しづらくてできないというのもあるだろうなと。
ぱんだ:利用する分には良いけれど、話すことはお付き合い先の法人さまとの関係を考えられることが多いです。そういうこともあるけれどやると面白いです。
あかがわさん:ぱんださんが見ているシステムはきっと複雑なんだと思いますが、システム、仕組み、構造に私もものすごく興味があるので、そういう話をするのはすごく楽しい。
ぱんだ:システムを見ていると感情の影響はないんですが、ものを考える感じる「私」という人格が、楽しい傷ついた幸せ悲しいというのを感じることによって、本来影響がないはずのシステム上にバグやゴーストみたいなのができてしまう。面白いのが、バグが影響を与えるのはシステムではなく、意識を持ってる側の「人」です。
あかがわさん:へえ。
ぱんだ:構造上起こり得ないことがバグとして発生して、システムには影響ないのに意識あるものにだけ影響が起こる。興味深いです。
あかがわさん:どんな感じで影響が起こるんですか。
ぱんだ:パソコンは精密機械です。機械の構造上何の問題もなく稼働しているのにこのパソコンが意識を持つようになった、ものを考えるようになった、感情を持つようになった時点から、システムは問題ないのにパソコンが持っている感情の中でだけ、いろんなものがスタックしたりねじ曲がったりしてしまうという感じです。
現実をそのまま認識することができなくなっていく。基本的に自分の感情や思考などの主観に沿って物事が整理されて、こういうことが起こってこういう体験をしたというストックがされる。でも ハードディスク上には全くそんなものがない。
あかがわさん:面白い。
ぱんだ:これがどんどん乖離していくと、生きづらさの中に入っていく人がいる。
あかがわさん:確かに。
ぱんだ:生きづらくなるのはまだ良いけど、なんだかわからないけど歯車だけが良い感じにかみ合ってしまって、認識と実際は違うけど、躁状態のように物事だけがうまくいっているという状況が続く人もいる。
あかがわさん:本人としては躁状態でいるし、歯車もうまく回っているから気がつかないという事ですね。
ぱんだ:躁状態だと思わずにいつもイケイケだったり、明るく天真爛漫でみんなを巻き込んでいる感覚があるけれど、一回でも疑った段階で夢から覚めてしまう。
あかがわさん:やばいですね。
ぱんだ:そういう人がいると、できるだけ気づかず夢から覚めないでいてくださいと思う。
あかがわさん:アイデンティティが崩壊するくらいの勢いですね。
ぱんだ:気づいてしまったが故に世界が崩れていくことになるから、1から世界構築するしかなく なる。そういうことも起こるから人ってワンダーランド(笑)
あかがわさん:面白いですよね。この人の仕組みはどうなってるんだろとみるのは面白いです。
ぱんだ:失礼がない範囲でだけど、見てしまいます。システムってすごい。
あかがわさん:本当にそう思います。環境や時間とか全部影響してますよね。動いてるし立体だし流れてるしすごいなあと思って、本当に面白いと思います。
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