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【行動の基準】1、変わりたい変わりたい、でも変われない

【行動の基準】1、変わりたい変わりたい、でも変われない

行動の基準

1:変わりたい変わりたい、でも変われない

2:行動の基準という概念を知っておく

3:入れ替えるとしたら、心じゃなくて『基準』

の3つの記事でお届けします。

 

 

変わりたい、でも変われない人

『選択の基準』だけでも色々なものがあって、それが結局物事をややこしくしたり、変わらない世界を選んでいくとか、突拍子もないところに行くというのも、うっすらと分かったかと思います。

 

そうやってようやく選んだにも関わらず、次は『行動の基準』が顔を出してきます。

 

『選択も基準』がありましたね。
「ようやく選びました!」となったのに、
『行動の基準』が出てきて
「選んでいただいたんですけども、『行動の基準』側で判断した結果、やりませんでした。」
ということもあります。

 

変わりたいという意欲はある感じで行動したりやっているけれど
『変わりたい変わりたい、でも変われない人』には、
『選択の基準』と『行動の基準』が噛み合わないとか
『行動の基準』にやらない側の基準が出てきてしまっていたりします。

 

そうなると「あの人変わりたいっていうけど、何もしないよね」
で済まされてしまいます。

 

極端な話、100回変わりたいと言って変わらなかったとしても、100回とも別々の『行動の基準』が働いているという可能性があるかもしれません。
何か一つの理由とか、何か一つの行動の基準があるから、やらない変わらないという訳でもないんですね。

 

ただ「いつかそのタイミングが来たら始めたい」という人の場合は、なかなかいいタイミングはやってこず、ドラクエのイベントをクリアするくらい難しかったりします。
本人は「いつかできたらいいな」と本心で思って言っているのかもしれないけど、それは結構変われない基準が働いていることが多いです。

「いつも言ってるわ」で済まされてしまうと、変わりたい意思を機能させていくこともできません。

でも、一つひとつ、行動の基準がこうでねという話をしていくと、本人は詰められてるような気がします。

 

結果として『そんなんだったら、やらなくていい』という世界を採用してしまいます。

 

めちゃめちゃポジティブだし、やる気もある、頑張ってもいる。
でも詰めが甘くてうまく進んでいかないとかいう人の場合は、例えば行動していく基準の中に、ある程度うまくいったら辞めてしまった。
手を抜く、ある程度うまく行ったら満足して行動を止めてしまう。
というのも含まれています。

 

 

いつまでもフレッシュな状態「よくわからないから助けてください」と言うような、そういった自分を動かしていくものがあるとしたら、いつまでも変わらないでいることが人に関わってもらうために必要だから、それを『行動の基準』に使っていたりします。

 

もう7割ほど頑張ったら自分で結果を出せるし、人に助けてもらわなくてもいけるのに、助けてもらう側の自分、いつまでもかわいがってもらえる状態を作る行動の基準を採用してしまったら、結果そうなったりもします。

 

これは、良い悪いではなく、現状そういう風な行動の基準が選ばれてしまう、選ばれてしまって使われてしまうというのがシステム上起こっているということなんです。

 

本当に変えていきたい思いがあったりとか、本当に成果を出したい自分がいるんだとしたら『成果を求めてる出したいと思っている自分』にアクセスする必要がありますよね。

 

成果を出したい求めてるという自分と、だいたいセットで『一応言っておこうか、みんなも言ってるから言っておこうとか、そこそこいってるからいいやん?そんなたいそうなこといわんでも、日常イイ感じでホワーンといっとこう』みたいな自分が出てきます。

 

やります!がんばります!と求めている成果を出そうとする自分の中のキャラクターが言っているのに、言った後になんとなく皆も言ってるから恰好つけに言っといたろ、みたいなのが「じゃあオレやるわ」みたいに出てくる。

 

それは恰好つけとか、周りが言ってるから一応やっとこうみたいなキャラクターだから、そのキャラクターの持っている行動の基準を採用してしまうと、最初のやる気があって頑張れる自分の意思が反映されなくなってしまいます。

 

自分の中にいろんな性格才能とか強みっていうパートがいて、パートの連係が取れていなかったり、パートが500人いるとしたら500人を一括しマスターコントロールできる自分が発達していないとあっちこっちいきますよね。

一貫性がないとか、言ってることとやってることが違ったりとか。いろんな自分の行動の基準が入り乱れてしまうから、結果として求めているところに行きづらくなります。

選択の基準がわちゃわちゃしてやっとこれって決まったのに、行動するときに行動の基準も同じようにやると収集がつかなくなります。
思いとか気持ちはあるけど、うまくいかないんですという世界ですね。

 

 

選択というのは、5つ案件があったら、案件をどの基準で選ぶかによって違ってきます。

選ぶ時の基準、『選択の基準』で選んだもの、それを行動に移していくのは、行動のバトン受け取ったほう、行動の基準側が決めていきます。

 

こうなってくると、自分で選んで決めていくとかも、本当に自分が選んでいるのかあやふやになっていきますよね。

 

その環境の中で、出来事が刺激だとしたら
それに対しての反応として
キャラクターが「じゃあ!やってやるよ!」と出てくる。

それが出てきて、やる気があるように思うけど、気は確かにあるかもしれないけど、行動にまで至らないとか。

 

うまくいきすぎる行動の基準を複数持っていると、その基準を組み合わせたり、ローテーションするだけでも、そこそこ結果が出たりうまくいく世界を引き継いでいくことができます。ただこれはその世界はどんどん閉塞していくから、可能性という広がりとか、知覚、刺激に対して成長しなくなりやすいですね。

 

葉山の海

 

やりきれる人

一芸を極めるとか、とことん突き詰めるのは、いいことではあるんです。

 

釘打ち職人というのがいるとしたら
「ぱんだ親方の釘の打ち方は神業やね~!」
とか言われるくらいでも、釘を打つだけの極めた世界というのは
活用できる分野が狭められますよね。
少なくとも、釘を打てる素材じゃないと活用できないとか。

 

鋸(のこ)を曳くとか、鉋(かんな)をかけるとかもそうだし、平均的に伸びている人のほうが、対応力とかは育ちやすくなります。

 

対応力が50ある人と10ある人だったら、10ある人は最大10の『行動の基準』が発達する可能性があり、50ある人は50の『行動の基準』が発達する可能性があります。

 

何回か決意はするけれど、くじけることってありますよね。
その行動するけどくじけることがあるとしたら、決意というのは『選択の基準』によって選ばれています。

『選択の基準』で選ばれました。決意をしました。
でもくじける、というのは、ある程度頑張ってくじけるとしても、その都度『行動の基準』が出てきているのかもしれません。

 

『そうなったらいいけど、それをやりきるのがしんどい』があるとしたら、それを採用した時点で『やりきってしんどい』より『楽しいとか今の幸せを感じたほうがいいじゃん』みたいなのが出てきたとしたら、それが『行動の基準』として採用されてしまったりします。

 

1つ選んで動き出したものに対して、複数の行動の基準がいろんなタイミングで顔を出します。

 

やりきれる人は一貫してやり切る意図が明確で、『選択の基準』『行動の基準』に始まって、継続をして出来る人なのです。

 

継続していくには、少なくとも違う『行動の基準』が顔を出してきてもやりきるために必要な別の基準が顔を出しているだけで、終わりまで行く。
辞めちゃう人っていうのは、何か理由をつけて、やめていい側を選択させるような『選択の基準』が途中で出てきて、それを引き継いだ『行動の基準』が出てきます。

 

優柔不断だとか、意志が弱いとか、何で言ったこと最後までやり通さないんだろう。という世界ではなく『システム上、今はそんな風になっています』という感じです。

 

とっちらかってしまっているような状態、パソコンのデータ保存する時に、空き容量のいろんなとこにストックされているような。

デフラグしたら稼働スペースが空いて、パフォーマンスも上がりますよね。

 

 

続きはこちらです。

2:行動の基準という概念を知っておく