株式会社ぱんだ堂公式ホームページへようこそ。

【資質】2、強みと才能・心の働きと感情・思考と判断

【資質】2、強みと才能・心の働きと感情・思考と判断

質資について

1:資質とは・知覚と認識・個性と全体性

2:強みと才能・心の働きと感情・思考と判断

3:選択と決定・行動と結果

4:効率が悪く思える中でこそ

の4つの記事でお届けします。

 

 

強みと才能

 

才能や強みも個性に含まれるものではあるんですけど。

 

ピックアップしているのは、『強み』は先天的に

脳、システム上で他の方よりも優れた状態

もしくは発達した状態であるものが強みだとして、

『才能』は生まれつきに備わっている能力だとしたときに。

 

強みも気付いて知って使いかた可能性をみていくことで、

適用される範囲が変わっていくし、

範囲を超えて進化していくものだと思っているんですね。

 

才能は生まれつき備わっていて何かその特定の事柄であったり

特定の関係性で働きが優れるものとかは、これは強みよりも

もうちょっと環境とか扱う回数とかによって、

後天的に伸びていく成長していく可能性が高いんです。

 

先天的に他の方より優れている強み、

自分が努力することであったり、

心がけ、努力で優れていく可能性を持っているものを

柱の両極に備えています。

 

強みだけ発揮して生きていくのも間違いではないし、

正しいとか間違ってるがない世界ではあるんだけども、

強みだけっていうのを極端に駆使して生きていくと、

人との協調性であったり、全体性から外れていくことも

考えられます。

 

強みが際立ちすぎて、使い続ける限り

なにかうまくいかないことが増えていくんだとしたら、

一旦それは使うとか伸ばすから離れて、

別の強みの可能性を使うとか、

ほっといても働くわけであれば、

じゃあ自分の才能について知っていこうとか、

伸ばしていく学び、学んだ事を使うことのを考えていくとよいですよね。

 

両極の中でその人にとって成果も幸せも得られる

よい状態に収まっていくかなというところで、

強みも才能も扱っています。

 

 

心の働きと感情

 

心ってすごく曖昧じゃないですか、「心ない人だ」とか、

いきなり「あなたの心は汚れてるわ」とか言われたら

凹んだりもするけれど、どういう状況なんだっていう(笑)

 

心はあるし、感じるけれど。心って表現するものも、

生まれてから今までいろいろ体験してきたものから

無意識下でつくられるプログラムの集合体があって、

これに対して人との関係とか出来事、事象、刺激に対しての

反応で起こってくるのも、心の範疇に入ってきます。

 

自分が心って認識できるものも、『プログラムが

そういう風に反応した結果、そう感じてます』もそうです。

プログラム的に心が育ってきた結果、

それがスタンダードになってしまっているから、

そういう風に反応してしまうことも考えられます。

 

人って心の働きで変わってくるんです。

 

感情もそうですが、感情ってほんとうに

その日の朝食べたものの消化の具合でも、

体が刺激に対して出す反応は変わってくるし、

前一週間食べたものの組み合わせ、

前の一週間の交流の中のストレスが

次の週に影響が出るとかでも、

感情って変わってくるんですね。

 

お椀

 

悲しいっていう感情に支配されているときに、

子どもの話に対応できないこともありますよね。

 

「お母さん聞いて、今日○○くんがな、

学校で下ネタいっててな」とかいうのに

「ちょっと待って、お母さん今その話に対応できない」

とかなるじゃないですか。

 

気分の悪いものを見てしまった、

注意できなかったことがあったり、

よくわからない感情がでているときは、

不安と似た緊張状態で、好戦的な状態でもあるんです。

そういうときになにげなく、旦那さんや子どもが

いった一言がかちんとくる。もともと好戦的な状態の時だから

普段だったらとらないような行動が出たりもします。

 

そういうのが感情の働きで変わってくる、

感情は心の働きによって出方が変わってきたりもするんですね。

 

ゆったり落ち着いて、子どもが遊んでる姿を見て、

幸せやなぁと思っているようなときは、

少々嫌なことがあっても消えていきます。

その時感じている幸せ、その幸せによって作られている

心の状態の規模が大きいと、少々の嫌なことは

全然気にならないですよね。

 

それを上回るものであったり、

相殺するものようなものに触れる、

またはこれと相性が悪いものが来たら

一気に崩れることがあります。

パンパンに膨れた風船を針でつついたような状態で、

急速にしぼんで落ちこんだりもありえます。

 

範田遥洸

 

いつごろからか鬱が増えてきたと思うんです。

精神科の中でも鬱の定義は決まっていないみたいなんです、

いまだに。なんとなくよくわからんけど、

仕事にいきづらかったり、朝起きられない、気分の変化が

激しいと、だいたい鬱と言われたりもするのですが。

 

心の働きがすごく多感というか、盛んな人は

鬱っぽくみえる時があります。

敏感、繊細であったりするともいえますね。

一喜一憂が敏感すぎて激しいと、一日の中で何回も

良い気分悪い気分になったりしやすくなります。

 

実際そういう状態で鬱と言われてしまったとしたら、

本当は敏感、繊細をいかす側に時間を費やせたら

一番いいと思います。

 

心の働き、感情の働きというものがその人の思考、

物事を選んでいくとかにも影響してくるから、

ここも資質の中でも扱うようにしています。

 

思考と判断

 

人って考えるじゃないですか。

『考える』のところで話しましたが、

人は本当に考えるという作業もすれば、

思ってるだけ巡ってるだけのこともあるんだけども。

 

考える、判断するのは人が学ぶうえでも必要なことだし、

選んで決めていく、行動していくところでも

必要なことなんですね。

 

判断というのは物事を分けてこれはこうです、

これはこうです、と理路依然としていくのもそうだし、

ざっくりと食料品の倉庫、日用品の倉庫、精密機械の倉庫が

あったとしたら、ザックリと全部物事を分けていく。

 

精密機械の倉庫に賞味期限3日の生ものを置いておくのは

良くないじゃないですか(笑)食べ物のところに

マイクロチップが置いてあっても使いどころがないわけですよね。

 

よくわからないのを含めてザックリ分けていける、

わかりうるものは細かく理路整然とさせていくところですね

そういうのを判断という風に考えています。

 

 

「わしが判断する、お前のそれは悪じゃ!」みたいな

感じではなくてですね(笑)、

自分という一つのロジックの中で判断して、

こういう分け方をしますよ、というものなので、

人それぞれに違ってくるわけです。

 

判断が曖昧だったり、正しく働いていないと、

なぜそれが悪いことにつながるの、なぜそれが

そんなに腹が立たなきゃいけないのということも起こるんですね。

 

職場でみんなが私を嫌っているとかことをいう方がいたら、

私、必ず聞くんです。

 

ぱんだ「職場何人いますか、職場ってどこまでですか」

Aさん「職場ってどこまでですか」

ぱんだ「あなたが言った職場でいいですよ」

Aさん「会社は120人だけど、部署15人ぐらいです」

ぱんだ「あなたが言った職場のみんなは、120人全員ですか?」

Aさん「いえ、わたしが直接働いているところです」

ぱんだ「それでも15人全員だときついですよね」

Aさん「いえ、15人全員じゃなくて一緒の机の隣の方と、前の人です」

ぱんだ「ではその実質二人をあなたはみんなと認識してるんですね」

という風に聞いていくんです。

なんで本当は二人なのに、職場のみんなっていうふうに

決めたんですかというのを聞いたり、嫌っているのは

どういう風にされてそれを嫌っていると認識したんですか

を聞くわけですね。

 

Aさん「計算が苦手で、生活の必要があるから派遣に入って

ここの事務になった。わからないことを教えてもらうんだけど

みんな専門用語でいうから聞くと「もう」とか「ふん」

みたいに鼻を鳴らされたりします」

 

ぱんだ「そうなんですね、つかぬことをお聞きしますけれど

お仕事を始められて専門用語を聞くようになって、

帰ってから学んだり調べたりしたんですか?」

Aさん「いえ、してません」

ぱんだ「それはなぜですか?」

Aさん「毎日の仕事でヘトヘトで、そこまでする元気がないんです」

 

ぱんだ「お仕事で疲れてヘトヘトで調べる元気がないから、

知らないまま行って、一回一回相手に聞いて教えてもらう

ことをしているわけですよね。

それはあなたがヘトヘトになっても学ぶ必要があることを、

時給を使って、同僚が教えてくれてるわけですよね。

そういう視点で見たときに、

やっぱりそれは嫌われてるってなるんでしょうか」

Aさん「いやそれは、面倒だけども知らない私に

教えてくれてるんだと思います」

 

そういうふうに、

なぜそういう風に判断しましたか、ということなんです。

判断には当然基準もかかわってくるから、

選択の基準と行動の基準の部分も読んでください

ということになるんだけども(笑)

 

水面に映った姿

 

判断したものが自分の思考にも影響してきます。

みんなに嫌われてると判断した環境の中で仕事していくと、

なにやっても嫌われてる自分をどうしようかという思考が

でてきやすくなりますよね。

 

仕事も円滑にしにくいだろうし、嫌われないために

どうしたらいいかとか、みんななぜそうするんだ

という思考ばっかり出てきたら本人も周りも

仕事を一つのものとしてやりにくくなるのではないかなと思います。

 

本人は毎日楽しくないだろうし、

幸せな感覚を幸せに直面してても感じにくくなるだろうし、

だからここではその思考と判断を扱っていきましょう

ということにしています。

 

 

続きはこちらです

3:選択と決定・行動と結果