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一番の回復方法/板垣昭子さん 対談 第五部

一番の回復方法/板垣昭子さん 対談 第五部

 

板垣昭子さん対談記事をお届けしています。
こちらは第五部です。

 

第四部はこちらです。
第四部

 

 

ぱんだ:繊細であるという自分をとった時に、その自分をどう扱って幸せに生きるかという方向で、良い所や強みがどう影響を与えるか、どう自分を生かすか、そういうのがあるといいと思います。

 

そうされている方もたくさんいるけど、その印籠のように繊細さんだからやらないとかできないが理由だと、これはしんどくなると思うんです。 自分は何者かわからないからしんどいとか辛い人間関係を作ったりした時に、繊細さんだからそうなんだっていう理由や答えや自分だけじゃないことが分かると一瞬安心すると思うんです。それは一時期あっていいと思うけど、その後もできない理由に使うんじゃなく自分を生かしていく側に向かわせていくとき、あっこさんならどういう風な提案の仕方をするんでしょうか。

 

板垣さん:そういうエアポケットというかオアシスみたいな期間って必要だと思ってまして、自分に生命エネルギーというか元気がないと、貢献の方にその力を使おうという気が起きてこないと思うんです。だから例えばぱんださんなら食べるもので提案されますが、わたしはとにかく寝てくださいって言います。カタカムナ的にも寝ることがまず、現代人にとっての一番の回復方法なので。

 

ぱんだ:何時から何時までの間に寝るとホルモンや自律神経が整うっていうのもあるかもしれないけど、精神だろうが肉体だろうが動物的に疲弊している時はとにかく寝て!ということですね。

 

板垣さん:そうです。日本女性の、特にお子さんがいる30代から50代くらいは、世界的に見ても本当に睡眠時間が少ないんですよね。そんな時期は、お弁当も全部ほったらかして寝て!ってけっこう言います。

 

ぱんだ: 心理学をしっかり学んでいる人の中にはその枠組みの中で使っていこうという方がある程度いるように見受けます。あっこさんは心理学を学んで興味の範囲も広くて、その使い方もご自分でいろいろ考えると思うんだけど、すごく柔軟にスピリチュアル側にも使ってるじゃないですか。これは何か思うところがあってそういうふうにしているのか、それとも自分の中から自然と湧いてそうなってるのか、どういうものなんでしょう。

 

板垣さん:そうですね、一つの分野でコミットしておられる方からしたら、わたしの在り方は不思議かもしれないと思います。ただ一分野に特化するとどうし ても自分自身に偏りが生まれるんじゃないかなと感じることもあるんです。興味のまま動いた結果、わたしにはたくさんお師匠さんがいてくださるんですけども、例えばアジア人として、女性として、もしくは子供がこの年齢だからというような、自分の状況的にその都度学ぶタイミングがあるとも思います。

 

私の場合はたまたまですが、元々の師匠には有り難いことにすぐに弟子にしていただいたので、出会いはそのように本当に、あらかじめ順序だてて用意されているのではと感じる部分もありますね。結婚して2人目のこどもが生ま れてからお手伝いできなくなった時、いったんはここじゃないんだなあと思いました。十数年経って、違う道を模索せざるを得なかったので、私にとっては自然な流れでもあったと思います。

 

 

ぱんだ:私は派閥とかグループの考えや利得にこだわると、最善を選べない と考えてるんです。

 

板垣さん:おっしゃる通りだと思います。

 

ぱんだ:日本には限らないけども、最善を選ばないのが当たり前になっていると思うんです。

 

板垣さん:もちろんある側面では、思いやりだと思うんです。優しいからそこを出られないとか、コミュニティは居心地がいいですし、たとえば家族のように もなりますよね。パーティーひとつでも、「わたしは行かないです」って言うこと は日本人的には思わず避けたくなるわけで、波風を立てないという意味で、 断ることも苦手な人が多いだろうと思います。

 

私が男性性というか自分の軸を持ってあちこちに動くのは、バックパッカー時代に学んだように思います。ときに一人になっても平気なようでないと、多分コ ミュニティを適宜選ぶことは難しいのかなと思います。

 

ぱんだ:私の印象だとあっこさんは波風とともに歌って踊っているような感じです。ここで波風ならここなりに歌って踊って、あっちに波風たったら歌って踊ってって感じなので、いろんなことを自由に選びやすいのかもしれないですね。

 

長々とお時間を頂きましたが、最後に、去年からコロナの中でお仕事がうまくいってる方もいれば、うまくいかなかったりいろいろ不安や悩みを持ってる方もいるんですけど、こういう時期こういう時代に、こういうことを気をつけて過ごすといい感じであなたらしくいけるということが何かあれば一言頂けると嬉 しいです。

 

板垣さん:今の時代はお仕事も、ワクチンや変異型やというのも、まさに風の時代的で、どんどんコロコロ変わっていくのが標準だというふうにお伝えしています。揺さぶられることが少なくなるように、「変化変容の時代を、自分たちは当然知ってて選んできたよね」という大前提を共有したいと思っています。 どうなるかわからない時は、それを面白がる方がいいと思っているので、「どうなっても大丈夫なこと、ってなんだろう」というのを探して、身につけてゆかれることをおすすめしたりしていますね。

 

何よりも、まずパートナーやご家族と深い絆を持っていると、軸のブレ自体が少なくて済むのかなと思います。お仕事がなくなっても畑があるとか、家族と 離れても仲間がいるとか、そういう柱や絆をいっぱい持っておられるといいと思いますし、なんなら1人になっても面白がれるとしたら最強ですね。

 

ぱんだ:はい、ありがとうございます。家族とかみんなで楽しく幸せもいいけ ど、その前に自分一人でも幸せを感じられたり楽しめるのが良いということですね。

 

板垣さん:そのうえで共にいる選択が、最高に幸せですね。

 

ぱんだ:今日はインタビュー、お答えいただいてありがとうございました。

 

板垣さん:こちらこそありがとうございました。

 

 

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